電気街探訪

リサイクルショップでお馴染みのタムロンの28-200mmズーム
筐体のゴムが加水分解してベトベトになっているか、レンズがクモッてカビだらけの個体が500円位で売られている。もちろん、そんなのはスルーしてきたのだが、大きな前玉が気になっていた。
ちなみに、程度が良いものは10000円の値札が付いているものもある。2〜30年前から頻繁にモデルチェンジされるも、同じスペックで売られ続け、現行品も有る様なので、そんな値段が付くのかもしれない。
そんな中、レンズも綺麗、筐体もベトつかないペンタックス用が300円だったので、つい買ってしまったｗ
調べてみると1996年モデルらしい、aspherical ld なので非球面レンズと低分散レンズが使われているらしい、良く見ると中玉が少しバルサム切れ、更にコーティングに気泡が浮いている？　だから、300円なのかな？　とはいえ、順光なら影響は少ないと思われる。

早速、実家で試写してみると・・・
オートフォーカス遅い、迷った挙げ句ボケて終わり、ファインダ暗い。マニュアルで使ったほうがマシｗ　（AF時に絞り込み測光するみたい）
広角（28mm)ではピントが合わない！　では無く、ネットで調べると解像度が悪いそうなｗ　50mm超えると、何とか使える画質になる。そして、135mm超えると奇っ怪なボケが発生する（写真下）。色収差で偶然こんな模様になったのかな？　う〜ん、これは使えないレンズだ！　まあ、25年前のレンズだけど、現行品は、もっとマシなんだろうか？

写真上：tamron af aspherical ld 28mm f3.8 1/250sec. iso400 等倍トリミング
写真下：tamron af aspherical ld 200mm 5.6 1/250sec. iso400 等倍トリミング